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Posted by TI-DA at

2009年08月11日

翼竜を飛ばせ!

 みなさん、翼竜を知っていますか?
 とっても不思議な生き物です。

 恐竜のいる時代、中生代の三畳紀から白亜紀に当たる2億2千万~6千5百万年前に生息していたに地球上に現れた空を飛ぶ爬虫類です。
 コウモリのような翼を持っていて、胴体は毛でおおわれていたと考えられています。
 (ちなみに、コウモリは哺乳類です。)

 空を飛ぶための翼は、長ーく伸びた前足の薬指(第4指)だけで支えていました。
 (ちなみに、コウモリは5本の指全部で翼を支えています。)

 最大の翼竜はルーマニアで発見されたもので翼をひろげた時の長さが約12メートルと報告されています。

 この翼竜がどうやって飛んでいたかというと、風の力を利用して羽ばたきながら、グライダーのように滑空していたと考えられています。

 その風を受けて飛ぶ実験装置が会場にありますので、ぜひ試してみて下さい。


ゴゴゴゴーー



飛んだ!!




 

 



   


Posted by スタッフ03 at 18:01Comments(0)

2009年08月08日

ワークシート(無料)始めました。

 こんにちは。
 今日も台風の残りでちょっとお天気が悪い曇りのですが、たくさんの方が会場に来てくれています。

 さてさて、会場の中でみんなが夢中になっているのが、ワークシート鉛筆です。



 クイズ形式になっているので、「空飛ぶ勇者たち」を楽しく、そしてさらに詳しく知ることができます。

 たとえば・・・約1億5千年前に発見されたもっとも古い鳥は??
        「生きた化石」といわれる昆虫は??
        中国から沖縄に凧を伝えたと言われている人物は??
        飛行機が空を飛ぶために必要な二つの力とは??

 答えは全部「空飛ぶ勇者たち」の会場の中で見つけることができます。
    

 子供たちが一生懸命パネルを読んで考えてくれるので、お父さんお母さん達にも大好評。
 ちょっと難しい問題もあるので、小学生2~3年生以上が対象です。
 会場入り口で配っていますので、ぜひ親子で友達で、ワークシートに挑戦してみてください。
 


お願い:
 ワークシートにチャレンジする20名以上の団体のみなさんは、えんぴつと下敷きを用意してきて下さいね。 


   


Posted by スタッフ03 at 12:31Comments(1)

2009年08月07日

ゲッチョ先生のコーナー

 あっという間に8月ですねスイカ汗
 みなさん、楽しい夏休みを過ごしていますか?台風は大丈夫でしたか?
 「空飛ぶ勇者たち」はもう見ましたか?


 会場内には“みじかな飛ぶことのふしぎを見つけよう”ということで
 沖縄大学の盛口満先生、あの有名なゲッチョ先生とゼミの仲間たちのコーナーがあります。
 (タイムス日曜版のワラビーでも特集されました!)

 まずは鳥の体の仕組みについてみんなで考えてみました。
 なんで鳥は飛べるのでしょうか。

 鳥の翼ってどうなってるの?

 鳥の羽根ってどうなってるの??

 鳥の骨ってどうなってるの???

 展示会場に並んでいる鳥の羽根の標本や骨格標本は
 ゲッチョゼミのみなさんが手伝って作ってくれました。


 パネル制作中の様子。授業中にお邪魔しました。

 左:何でも知ってるゲッチョ先生、右:様々な羽根担当のイガリくん


 手前:真剣なマサシ、奥:神の手を持つケンタ

 出来あがった標本やパネルは会場に並んでいます。
 みなさん、ぜひじっくり見てみて下さいね。いろんな不思議が詰まっています。


 学生の力ってすごいです!
 みんなに感謝。

■羽根パネル・・・猪狩崇、骨格標本クイズ・・・秋田菜穂・岩本ゆり子、翼標本・・・波平雄翔、アカショウビン剥製・・・高良健太、フライドチキン骨パネル・・・比嘉優
■パネルの絵と文、監修・・・ゲッチョ先生

   


Posted by スタッフ03 at 11:53Comments(0)

2009年07月27日

絵本・朗読会もやってます。

 「空飛ぶ勇者たち」の展示物の目玉の一つに「飛び安里」の復元模型がありますが
 この飛び安里が主人公になった絵本があるのを知っていますか?



 版画家・儀間比呂志著『飛びアンリー』(海風社、2000)

 飛び安里こと安里周當(アンリー)が鳥のように大空を飛びたいという夢を、周りの冷笑や反対にも負けずに実現させる物語です。
 儀間さんの版画とともに沖縄のことばや風土を感じることのできる一冊です。

 そして、この絵本の朗読会を、なんと「空飛ぶ勇者たち」の展示会場内でも行っています!!
 土曜日と日曜日の(第1回)午後2時~、(第2回)午後2時半~の2回公演。
 朗読会「道」のみなさんがアンリーの世界を雰囲気いっぱいに楽しくお話してくれます。

 

 土曜日と日曜日は飛び安里の下にみんな集まれーー!

 


  


Posted by スタッフ03 at 16:59Comments(0)

2009年07月20日

いよいよ開幕!

 夏休みも始まり、連休いかがお過ごしでしょうか。
 「空飛ぶ勇者たち」もついに始まりました。

 16日に行われたオープニングセレモニーには慈愛幼稚園のみんなも参加してくれました。
 みんなで紙飛行機を飛ばして、さぁ、いよいよ開幕です!!

 http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-16-S_001.html
 (沖縄タイムスのニュースより)








 ワークショップなども次々と開催されていますので、ブログでもいろいろご報告やご紹介をしていきたいと思います。
 ぜひぜひ、ご家族やお友達と沖縄県立博物館に遊びに来て下さいね。
 スタッフ一同、心よりお待ちしています。




おまけ☆
 オープニングにはワラビーも来てくれましたーー!
 大人気でもみくちゃのワラビーです。
 






  


Posted by スタッフ03 at 17:50Comments(0)

2009年07月11日

いろんな翼

 空を飛ぶために鳥には翼があります。

 翼といっても、いろんな翼がありますね。

 早く飛ぶための翼・・・
 ゆっくり飛ぶための翼・・・
 海を越えて遠くまで飛ぶための翼・・・
 そして、泳ぐための翼・・・

 いろんな鳥のいろんな翼







 みなさんは翼を見ただけで、どんな鳥かわかりますか??
 ゆっくり考えてみて下さい。


 ヒント
 1番:つばめ  2番:カラス 3番:すずめ 4番:ダチョウ 5番:ペンギン


 わかりましたかニコニコ




 答えは:上から3番、1番、5番です。


 このいろんな翼の標本は、沖縄大学盛口ゼミ(ゲッチョ先生の仲間たち)のみなさんが作ってくれました。
 もちろん会場で展示されますよ。
 この特集は明日12日(日曜日)のワラビー(沖縄タイムス日曜子供版)で紹介されます。
 お楽しみにーーー!!! 
  


Posted by スタッフ03 at 19:32Comments(0)

2009年07月08日

フライドチキンの謎

 みなさま、お久しぶりです。
 パタパタしているうちに、あっという間に7月になってしまいました汗

 「空飛ぶ勇者たち」の開幕まで、残り8日。
 展示に向けての準備はいよいよ佳境です!!

 ブログもなかなか更新しない間、何をしていたかというと・・・


 真剣にフライドチキンを食べていました!!



 何気なく食べているおいしいフライドチキンもニワトリの体を作るあちこちの部分です。
 その体には空を飛ぶ鳥ならではの特徴が隠されているのです。

 部位によってそれぞれお肉の形も骨の形も違うんですよ。
 今度、フライドチキンを食べる時には食べ終わった骨もじっくり観察してみてください。


 さて、ここで問題です。
 フライドチキンは何ピースで一羽分になるでしょう??



 答えは・・・・・ゲッチョ先生のコーナーに来て下さいね!!

   


Posted by スタッフ03 at 15:27Comments(0)

2009年06月05日

前売券発売開始!!

お待たせしました!!
いよいよ明日、6月6日(土)「空飛ぶ勇者たち」の前売券が発売されます日の出

本当は、もう少し早めに始めたかったのですが、内容をもりだくさんにするため、ギリギリまで調整に粘ってました。

展示内容もほぼ固まり、ワークショップ等の関連イベントも多彩なメニューを取り揃えていますハート

今年の夏は、「空飛ぶ勇者」を見て、夏休みの思いでも宿題もいっぺんに作ってしまいましょう!!

お待ちしていますニコニコ


  


Posted by スタッフ03 at 14:34Comments(0)

2009年05月28日

ワークショップいろいろ



あっという間に、5月も終わりですね。
展示会の準備もいよいよ佳境にさしかかってきました。
今、ポスターやチラシ等の作成に奮闘しておりまして、間もなくお披露目できると思いますので、お楽しみに。

また同時進行で、展示会に関連したワークショップをたくさん計画しております。
展示室内には、「実験室」をつくって、「飛ぶ」をテーマにした楽しい実験をしますよ!
「紙飛行機づくり」
「鳥の複製づくり」
「ゲッチョ先生と一緒にお絵かき教室」
「プロペラ飛行機づくり」
などなど、

その他、
「JALのパイロットさんのお話」や、
「飛び安里の物語の読み聞かせ」
などなど、色んな関連イベントも予定しています。

詳細が決まり次第、お知らせしていきますね。

そうそう、前売券も6月6日(土)に発売を開始します(予定)。
よろしくお願いします。  


Posted by スタッフ03 at 13:02Comments(0)

2009年05月15日

鳥!鳥!!鳥!!!


 あっちにもこっちにも、鳥の剥製が。


 

 ここは沖縄県立博物館の自然部門収蔵庫です。
 博物館の地下にあります。

 夏休みに登場してもらう剥製に会いに来ました。

 1階の常設展示室でも、飛べない鳥ヤンバルクイナをはじめとして様々な鳥に会えるのですが
 ここにもこんなにたくさん待機しているんですね。

 博物館の田中学芸員に案内してもらいました。
 (もちろん鳥だけじゃなくて、いろいろな動物たちや昆虫たちもいて面白かったです!)


 どんな鳥が登場するのか楽しみにしていてくださいね。


   


Posted by スタッフ03 at 16:00Comments(0)

2009年05月09日

飛び安里~その2~

 「飛び安里」の復元モデル実寸大!があるということで
 南風原町の大名鉄工にお伺いしました。



 代表の島袋さんは飛び安里の復元だけでなく、
 水陸両用の車いす「チェアボート」を発明したり、いろんなイベントで子どもたちに発明の楽しさを教えたりと様々な活動を行っている大変魅力的な方でした。

 飛び安里の復元機は翼は横幅約8メートルもあります。
 竹の骨組みと翼はパラグライダー用の生地を使っているとのこと。
 翼の上部は南風原町特産の絣を使ってあってかわいいです。

 

 この復元機、1999年に実際に飛行に成功した機体なんですよ。
 

 当時の記事を沖縄タイムス紙面より
 <1999年3月28日> 朝刊
 「飛び安里」の羽ばたき機を再現しようと、「すきです南風原・夢・未来委員会」(島袋宗一会長)は二十七日、玉城村前川で復元機の初飛行に挑戦した。急斜面を駆け降りると機体はやや上昇し、地上約二メートル、距離にして五メートルほど飛んだ。滑空することはできなかったが、離陸には成功。メンバーからは大きな歓声が起こった。
 島袋会長は「今日の様子を見て、必ず飛ぶと確信が持てた。機体バランスなどを調整し、再び挑戦したい」と話した。
 当初、南風原町の黄金森公園でのフライトを予定していたが、風向きが悪く断念。移動した玉城村でも雨の土砂降りに、延期の可能性も出たが、天候は午後から次第に回復、風も向かい風に変わった。
 乗り手を務めたのはスカイスポーツインストラクターの仲里裕和さん(44)。「バランスが取りづらく、滑空は難しかった」と感想を語り、「重心を見つけて修正すれば飛べるだろう」とアドバイスした。

 *   *   * 

 この機体をもう一度組み立てて、夏休みに子どもたちにお披露目できるようにがんばります。
 みなさん、ご協力よろしくお願いいたします!


   


Posted by スタッフ03 at 11:14Comments(1)

2009年05月02日

飛び安里~その1~

 18世紀末に沖縄で空を飛んだという「飛び安里」。
 琉球王府時代に鳥のように翼を動かす「羽ばたき機」を作り、沖縄の空を飛んだと伝えられる人物で、本名は安里周當という花火師。
 なんと有名なライト兄弟より100年も前に飛ぶことに成功していたのです。

 みんなにもぜひ知ってほしいので、「飛び安里」を紹介できないか、調査を開始。

 「飛び安里」は南風原町津嘉山の出身です。
 その復元機が南風原にあるというので、早速行ってきました。

 南風原町役場のロビーに1/2モデルがありました。
 竹の骨組みに布が張られていて、この翼は動く仕組みになっているそうです。
 これは「すきです南風原・夢・未来委員会」が制作したものです。




 200年も前に安里さんはこの装置でどうやって飛んだんだろう。
 そもそもこの飛行機、どうやって思いついたんだろう。


 「飛び安里」の調査は続く。

    


Posted by スタッフ03 at 10:46Comments(2)

2009年04月24日

最初に飛んだ勇者は?

「飛ぶもの」と言えば、飛行機や鳥などがすぐに思い浮かびますが、実は虫よりも早く空を飛んだ勇者がいます。
それは「種子」、植物のたねです。
今、県内では、トックリキワタの木に綿のついた種子が満開?になっています。
綿毛をつけて、どこまでも飛んでます。
ぜひお近くを通る時は、その姿を眺めてみて下さい。
展示会では、種の飛ぶ仕組みについてもご紹介しますので、楽しみにしていて下さいね。
  


Posted by スタッフ03 at 15:49Comments(0)

2009年04月18日

翼のある竜、羽毛のある竜

 翼のある竜、つまり翼竜。
 つばさりゅうではなく、よくりゅうと読みます。

 昨日は宇宙の話でしたが、今日は恐竜時代の話です。
 

 翼竜羽毛恐竜について考えています。

 
 翼竜って、恐竜とは違う種類なんですって。
 みなさん、知っていましたか?
 スタッフ03、勉強不足で申し訳ありません。。。
 大急ぎで、去年の夏休みの「恐竜展」図録を引っ張り出してきました。




 
 陸に適応放散していった爬虫類のことを「恐竜」
 空に適応放散した爬虫類のことを「翼竜」
 とよぶそうです。

 どちらも爬虫類だけど、進化の過程で別れて違う種類の生き物となったわけなのです。
 

 では、羽毛恐竜とは???
 翼竜とは違い、繊維状の羽毛がある恐竜です。
 この羽毛には航空力学的な特徴はなく、断熱や保温のためのものだと考えられているそうです。

 この進化の時点では、あくまでも「羽毛」であって「羽(はね)」ではないのですね。
 (今回の展示会では、羽毛恐竜ミクロラプトルの模型を展示予定ですよーー。)
 
 このような羽毛恐竜の研究により、「鳥は恐竜から進化した」とする説が有力になっているそうです。

 面白いけど、難しい・・・・ 





 
 スタッフの勉強はまだまだ続く・・・・


・・・・展覧会豆知識・・・・
 この夏休みこども科学展「空飛ぶ勇者たち」は二つの大きなゾーンから展開します。
 ひとつは、<生命たちの飛翔への挑戦>。昆虫や鳥類(そして恐竜、翼竜も)がどうやって飛ぶために進化した過程や体の仕組みを解説するゾーン。
 もうひとつは、<人類の飛行への挑戦>。空を飛ぶことにあこがれ、様々なチャレンジをしてきた人類の文化史、科学史を紹介するゾーンです。

   


Posted by スタッフ03 at 10:54Comments(0)

2009年04月17日

宇宙パン

 早速、食べ物の話で恐縮ですが・・・・(笑)

 昨日、宇宙パンならぬ、パンの缶詰を作っているパン工場に行ってきました。
 本社は栃木なのですが、沖縄に工場があるとのことで早速出動ーー!

 株式会社パン・アキモトさんです。
 
 このパンの缶詰、宇宙飛行士若田光一さんの推薦で、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭載されたのです。





 ひとつ試食させていただきましたよーー。
 缶をパコっとあけると中から薄紙に包まれたパンが。
 食べてみると、ふわふわでやわらくておいしかったです。ちなみにレーズンジャムでした。
 乾パンのようなイメージをしていたので、その柔らかさにぴっくりでした!!

 スペースシャトルの中で若田さんもこのパンを食べたんだなー、と思うとなんだか不思議です。


 もともとこのパンの缶詰は阪神大震災の時に開発されたもので、
 焼きたてのやわらかいパンを長期保存できるように試行錯誤を繰り返して出来あがったそうです。
 なんと賞味期限は約3年。
 災害時の保存食としておうちに常備していてもいいかもしれませんね。

 
 夏休みにみなさんにご紹介できるといいな、と思っています。

  


Posted by スタッフ03 at 09:55Comments(2)

2009年04月16日

今年の夏休みは!

GW前から夏休みの話なんて早いかと思われますが・・・
わたしたちはすでに始動しています!!



夏休みは沖縄県立博物館・美術館へ!
博物館で夏休みこども科学展を開催します。

「空飛ぶ勇者たち~飛ぶを科学する」
2009年7月16日(木)~8月30日(日)



地球46億年の歴史の中で、生命は<海>から生まれ、生きる可能性の追求の結果、爆発的な進化を重ねながら、多様化を果たして新しい環境への挑戦を続けてきました。

「空飛ぶ勇者たち」展は、<空>に視点を向け、好奇心と興味あふれる「飛ぶ」をテーマに、そのしくみや歴史をわかりやすく演出しつつ、人類が手にした科学という翼で挑み続けてきた空への挑戦までの軌跡を展示します。

種子、昆虫、鳥――
空を飛ぶ勇者たちはわたしたちの身近にもたくさんいます。
恐竜のいた時代には翼竜も空を飛んでいました。
そして、人類も大空にあこがれ、空を飛びたいと考えました。
飛行機、ヘリコプター、ロケット――

この展覧会を通して、大空へ挑戦した生命の不思議、人類の科学を体験しながら、地球の未来を考える機会につながることを願っています。

夏休みには博物館で、子どもたちみんなとたくさん遊んで学んで考えたいと思います。
ワークショップやイベントなどもたくさん開催したいと考えていますので、
どうぞよろしくお願いします。


  


Posted by スタッフ03 at 10:21Comments(0)